なりさん戦国時代の戦って、どうやって終わってたんやろ?
負けた側はそのまま追い回されて壊滅するだけやったんか。
それとも、なんらかの“区切りの付け方”があったん?
史料や解説を見ていくと、どうも
戦国の戦は、想像よりも「終わらせ方の作法」みたいなものがあったらしい
…という姿が見えてくる。
もちろん、全部がきれいに守られてたとは言えへんやろうけど、少なくとも「完全な無法地帯」だけではなかった、と考えられる場面も多いみたいやね。
人質交換は「安全に引くための保険」やった?
まず出てくるのが、人質交換の話。
和睦して撤退する場合、いきなり背中を向けて帰ると、途中で襲われるリスクがある。
そこで、
- お互いに重要な家臣などを人質として預け合い
- 無事に自陣へ戻ったのを確認してから
- 人質を返す
…みたいなやり方が取られたケースがあった、と言われている。
これ、現代の感覚で言うと、「契約の担保」みたいなものに近いかもしれへん。
信用だけでは不安やから、
「裏切ったら、こっちもただじゃ済まんで」
という抑止力を、物理的に持たせてた、という感じやね。
常に行われていたかどうかは状況次第やろうけど、少なくとも、撤退を“安全に終わらせるための仕組み”が考えられていた可能性は高いと言えそうやね。
仮の城や砦は、壊して帰るのが筋やった?
次に出てくるのが、陣城(じんじろ)とか砦の話。
攻める側は、
- 一時的に使うための城や砦を築いて
- そこを拠点に攻城戦をする
…みたいなことをよくやってたらしい。
で、戦が終わったらどうするかというと、そのまま放置せずに、壊して帰るのが通例やった、という話がある。
理由としては、
- 次に誰かに使われると厄介
- 「もう戦は終わりました」という区切りを示す意味
- 無用な軍事拠点を残さないため
…みたいな実務的な判断やったんやろうね。
これも、毎回きっちり守られてたかは分からんけど、少なくとも、
「戦が終わったら、戦のための設備は片付ける」
という発想は、わりと共有されていたと考えられる。
負けるときは「使わせないために焼く」こともあった
もう一つ、よく語られるのが、城や施設に火を放ってから退く、という行為。
- このまま敵に使われるくらいなら
- 自分たちで壊してしまう
という、かなり割り切った発想やね。
城を枕に自害する、みたいな話とセットで語られることも多いけど、実務的に見れば、軍事施設を敵に引き渡さないための処置という意味合いも大きかったんやと思う。
きれいごとではないけど、これも一種の「戦の後始末のやり方」の一つやった、と考えられる。
戦国は「無法地帯」だけの世界やったんやろか?
ここまで見てくると、戦国時代って、
- めちゃくちゃ荒っぽい世界ではあるけど
- それでも
- 撤退の仕方
- 終戦の区切り
- 施設の扱い
みたいなところに、ある程度の“運用ルール”や作法があった可能性が高い…という気がしてくる。
もちろん、
- ルールが守られないこともあったやろうし
- 裏切りやだまし討ちも、実際にはあったはずやし
- 全部が理想通りにいったわけではない
それでも、
「次もこの社会で生きていく」前提の中で、どう戦を終わらせるかという意識は、少なくとも一部では共有されていたんちゃうかな、と思う。
戦は「始め方」だけじゃなく、「終わらせ方」も運用やった
結局のところ、戦国の戦って、
- どう始めるか
だけやなくて、 - どう終わらせるか
- どう片付けるか
も含めた、かなり現実的な運用の世界やったんやろうね。
無法に見える時代やけど、その中には、その時代なりの
- 妥協の仕方
- 引き際の作法
- 後始末の考え方
があった、と考えると、戦国時代の見え方も、ちょっと変わってくる気がする。
…まあ、実際には例外だらけやったやろうし、ここまで整然としてたかは分からんけど。
でも、
「戦国はルールなき殺し合いだけの時代ではなかったかもしれない」
って視点は、持っておいてもええんちゃうかな、と思うわ。

