なりさん忍者は忍者同士で結婚してたの?もしそうじゃなかったらスパイ活動の時に伴侶にバレないようにするのが大変だったんじゃない?
おお、そこに踏み込みましたか。いい切り口です。
実は、忍者の結婚生活って「秘密と信頼のギリギリの綱渡り」みたいなものだったんです。
――つまり、忍者同士で結婚する場合もあれば、そうでない場合もあったんですね。
以下でリアルな背景を整理します。
● 忍者同士の婚姻:家業としての「忍び」
伊賀や甲賀のような地域では、忍びは家業でした。
父から子へ、家単位で「忍術・地理・人脈」を継ぐため、同じ忍びの家同士で婚姻することも多かったと考えられています。
これは「忍術を外に漏らさない」ための防衛策でもあります。
たとえば、
- 伊賀の服部氏・百地氏・下忍の家系などが婚姻を重ねていた
- 甲賀の望月氏・多羅尾氏なども一族間で結束を保っていた
この場合、妻も夫の任務を暗黙に理解しており、表では農家の妻・裏では連絡係や隠れ家の管理人というように協力していました。
● 忍者と一般人の結婚:嘘と沈黙の共存
一方、他国で活動する忍びや雇われ忍びは、一般の農村・町人層の女性と結婚するケースもありました。
ただし――
- 任務の内容は絶対に話さない
- 出奔・長期不在の理由も「旅の仕事」としか言えない
- 帰ってきても負傷の理由を説明できない
という“二重生活”を続けていたとされます。
中には、伴侶にも正体を隠したまま一生を終えた者も少なくなかったようです。
ある古文書では、妻が夫の死後に「夫が忍びだった」と初めて知った例もあるほどです。
まさに「家族さえも欺くのが忠義」という厳しい世界。
● 忍びの妻の役割
一方で、夫が忍びであることを知っていた女性たちは、非常に重要な役割を果たしていました。
| 役割 | 内容 |
|---|---|
| 情報伝達 | 密書を運ぶ、暗号を受け渡す |
| 拠点維持 | 潜伏拠点(家や店)を維持、隠し部屋の管理 |
| 偽装 | 夫を旅商人や僧侶に装うための口裏合わせ |
| 看護 | 任務帰還後の手当や匿い |
つまり、女性も「忍びの一員」として動いていたわけです。
実際、伊賀には「くノ一」と呼ばれる女性の忍びが存在した記録もありますが、それは「女性忍者」単体というより、家族単位の諜報組織の一角という意味合いが強いです。
● まとめ
| 区分 | 婚姻形態 | 特徴 |
|---|---|---|
| 伊賀・甲賀などの地元忍者 | 忍び同士の婚姻 | 秘密保持・家業継承のための内部婚 |
| 雇われ・流浪忍者 | 一般人との婚姻 | 身分を隠して生活、二重生活 |
| 妻も任務に関与 | 連絡・匿い・看護などで協力 | 家族ぐるみの忍び |
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