北海道開拓民は一攫千金を狙ったのか──「土地の夢」と生きるための移動

北海道の明治時代の開拓で、髭をたくわえた入植者たちが開墾している様子
なりさん

本州から北海道に開拓に行った人たちは一攫千金を狙ってたの?

本州から北海道へ渡った人たちの「動機」は、一言で「一攫千金」とまとめるとちょっと違う。もっと複雑で、人間らしい事情が入り組んでいたんよ。開拓の村を歩く前に、ざっくり整理しておくと理解が深まるで。

北海道開拓の本音ベスト5

1. 食っていくため(生活のため)

明治初期の本州は人口が急に増え、土地が足りず、農家の次男・三男は家を継げなかった。
行くあてもない若者が「北海道なら土地がある」と聞いて渡ったケースが多い。
これは一攫千金というより「生きるための移動」。

2. 新天地で成功したい(小さくても自分の土地)

「開墾すれば土地がもらえる」制度があったから、
自分の畑を持つ=一生の安定
という夢を持って来た人も多い。
巨大な金儲けではなく「自分の農場」の夢やな。

3. 移住奨励政策に乗った(制度・給付金)

明治政府はロシア対策もあって、人を増やしたかった。
だから開拓民にはいろいろ特典があった。

  • 移住費の一部補助
  • 農具の貸し出し
  • 開墾地の無償払い下げ
    これに惹かれて来た人も多い。
    ただし現実はめちゃくちゃ過酷だったけど。

4. 職を求めた若者たち(鉱山・鉄道・林業)

夕張の炭鉱、十勝の林業、道内の鉄道工事。
「働けば稼げる」という意味での一攫千金は、
農民というより“労働者”に近い人たちの話。
給金が本州より2倍になることもあった。

5. 浪人・脱藩者・士族の再出発

戊辰戦争後、職を失った士族(武士たち)は、
北海道の屯田兵として移住。
目的は「やり直し」と「国家のフロンティア作り」。
金儲けではなく「生き方の再構築」に近い。


結論

本州から北海道へ来た人の多くは「裕福になる」より「生きるため/再出発するため」だった。
一攫千金は一部の鉱山労働者のイメージに近い。
本質は「土地の夢」と「生活の安定」。
その裏はもちろん、過酷な風土と重労働やね。

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